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第28回 美濃竹鼻ふじまつり・竹鼻まつり

第28回 美濃竹鼻ふじまつり・竹鼻まつり

 このお祭りでは、樹齢300年以上と言われる県指定天然記念物の “竹鼻別院のフジ”と、同じく県指定重要有形民俗文化財である“竹鼻まつりの豪華絢爛な山車”の共演をご覧いただけます。竹鼻まつりの山車は全部で13輌あり、今年は6輌が曳行され、残りの7輌が竹鼻商店街周辺の町内5箇所に展示されます。

 羽島の春の一大イベント「美濃竹鼻ふじまつり・竹鼻まつり」にぜひお越しください!!

 

【開催期間】
 平成31年4月20日(土)~令和元年5月5日(日・祝)
 ※竹鼻まつりの山車曳行は5月3日(金・祝)のみ。
   (雨天の場合は4日(土・祝)に順延。)
  〔山車曳行6輌〕
    午前9時頃~
  〔山車曳き揃え(市道松山大浦線)〕
    午後0時30分~(予定)
  〔夜山車曳行2輌〕
    午後7時00分~午後9時00分頃
【開催場所】
 竹鼻町商店街周辺・竹鼻別院・御坊瀬戸広場・八劔神社
【臨時駐車場】
 不二羽島文化センター 第5・第7駐車場/真如苑(5月3日(金・祝)のみ利用可能)

 ※詳細な場所については、下記駐車場案内図をご覧ください。

 美濃竹鼻ふじまつり・竹鼻まつり駐車場案内図

 注意:竹鼻別院には駐車場がございませんので、臨時駐車場をご利用ください。

 

◎主な催物

◆ 4月20日(土) 

      【別院境内】             

   ・観藤会  午前10時~

◆ 4月21日(日)

     【別院境内】

   ・羽島高等学校吹奏楽部演奏(羽島高等学校吹奏楽部) 正午~

 

◆ 4月23日(火)   

          【別院境内】   

   ・竹鼻保育園児発表 午前10時~

   ・竹鼻保育園保護者会バザー 午前11時30分~

 

◆ 4月27日(土)

    【別院境内】

   ・竹鼻中学校吹奏楽部演奏(竹鼻中学校吹奏楽部) 午前10時30分~

   ・ふじまつり子ども能楽発表会(羽島市能楽を楽しむ会) 午後2時~

    【ぐるっと羽島 はしま観光交流センター】

   ・はしま六幸市 午前10時~午後4時

 

◆ 4月29日(月・祝)

    【別院境内】

   ・子ども太鼓演奏(羽島子ども太鼓クラブ)午前11時~

 

◆ 5月3日(金・祝)   

    【竹鼻中心街一帯】    

   ・竹鼻まつり

    ①八劔神社例大祭 午前9時30分~

    ②山車曳き揃え(市道松山大浦線) 午後0時30分~午後1時30分頃(予定)

    ③夜山車曳き(今町・上城町) 午後7時頃~

    ④山車展示 正午~午後4時頃

    【別院境内】

   ・羽島太鼓  午後2時~

    【青山スクエア】

   ・はしま六幸市  午前10時~午後4時

◆ 4月20日(土)~5月5日(日・祝)

        【別院境内】            

   ・茶席、屋台コーナー

   ・美濃竹鼻ふれあいラリー、美濃竹鼻まちなか寺社巡り(羽島観光ボランティアガイド協力)

   ・ふじライトアップ ※5月4日(土・祝)

   ・美濃竹鼻ふじまつり・竹鼻まつりフォトコンテスト

    【御坊瀬戸広場】     

   ・商店街即売、花、苗木の即売等

    【ぐるっと羽島 はしま観光交流センター】

   ・俳句、短歌展示   

 

【主催】   竹鼻祭山車保存会・八劔神社・羽島市観光協会 

【共催】   竹鼻まつり振興会・竹鼻別院のふじを守る会

【協賛】   岐阜羽島盆栽協会・大谷婦人会竹鼻支部・羽島市文芸協会

【協力】   竹鼻別院・竹鼻保育園・羽島市能楽を楽しむ会・羽島市こども太鼓クラブ・羽島高等学校

       竹鼻中学校・羽島市邦楽連盟・ 岐阜羽島警察署・名古屋鉄道株式会社・中部電力株式会社

       西日本電信電話株式会社・真如苑岐阜支部・羽島商工会議所

【後援】   岐阜県・羽島市・羽島市教育委員会・岐阜県カメラ商組合連合会

【問い合わせ先】   羽島市観光協会事務局 ℡058-322-2303(はしま観光交流センター)

 

 

◎竹鼻まつりの由来と変遷

◆竹鼻の氏神八剱神社の祭神は日本武尊。天正9年(1581年)竹ヶ鼻城主不破源六により居城の守護神として現在地に遷紀されて以来430年余りに及ぶ。
◆遷紀当時は室町幕府の末期に当たり、当時の居城の跡地は諸説があって確かではないが、城下町に当たる「上城町・下城町」の中間地点の西北あたりが妥当であろうと見るのが自然。
◆さらに現在竹鼻の東部を流れる「逆川」は城の外堀であったが、後世太閤秀吉による水攻めで落城し今は城跡はない。
◆その祭礼は江戸時代より明治の中期迄は、実りの秋に行われていたが、周辺の村祭と重なるので明治35年より春に変わり、戦後、国の祝日にあわせて本楽をこどもの日の5月5日とし、さらに大型連休の初日5月3日になった。
◆祭を飾る山車は13輌。内、濃尾大震災の焼失を免れた約半数は宝暦より天保年間の製作のもので、繊維どころ故に大垂れ幕類は鮮明な織り、5輌の唐繰り人形も精緻を極める等、全13輌が県指定重要有形民俗文化財に指定されており、半数づつの隔年交互曳行とされている。
◆今年は6輌が曳行され、残りの7輌は竹鼻商店街周辺の町内5箇所に展示される。

 

◎竹花別院のフジ

 マメ科の落葉蔓性植物で、蔓はきわめて長く伸びて右巻きに他物にまきつく。葉は互生し、奇数羽状複葉、初夏に紫色の花房を垂れる。花後できる莢は長楕円形、長さ20センチ前後である。蔓は強靭で、ものを縛ったり籠を編むのに使用された。当別院のフジは樹齢が300年以上の古木であり、市内では唯一の「県指定天然記念物」である。4月下旬には四弁薄紫の蝶形の花を総状花序に垂れて開くのがその優艶な長い花序は晩春を飾るにふさわしい。古くより「竹鼻別院のフジ」として多くの文人墨客が訪れている。

竹鼻別院のフジ
目通り周囲 2.80m
根回り周囲 2.30m
枝張り(東西) 33.0m
枝張り(南北) 15.0m
樹高(棚に誘引) 2.40m
樹齢 300年以上