羽島市を知る
羽島市の概要
自然
羽島市は、岐阜県の南部に位置し、東は木曽川を境として愛知県に接し、北は岐阜市、羽島郡、西は長良川を隔てて海津市、安八郡に接し、南は木曽川、長良川に囲まれています。 水と緑に恵まれた街・羽島は、温暖な気候で、四季折々に彩られ、住む人、訪れる人を優しく包み楽しませてくれます。
歴史
古くは伊勢湾に続く海の中にあり、その後地殻変動により現在の形になりました。この一帯は低地で、木曽三川の氾濫により洪水に悩まされ続けてきました。そのため、江戸時代の宝暦年間(1751年~1764年)には幕府の命令により、薩摩義士の手によって三川分流工事が行われました。この工事以来、この地は豊かな穀倉地帯に変わり、明治以降も農産物や美濃縞の集散地として発展してきました。 昭和29年4月1日、当時羽島郡南部の1町9か村が合併して、県下9番目の市として羽島市が誕生しました。現在は、東海道新幹線岐阜羽島駅と名神高速道路岐阜羽島インターチェンジという2つの高速交通網の拠点があり、「岐阜県の玄関口」として成長し続けています。
産業
愛知県一宮市とともに繊維(毛織物)の一大産地「尾州」として知られ、全国のアパレル産業を支えています。また、米作や野菜、果実、花き栽培などの農業も盛んです。近年は交通拠点として優れた立地条件から、物流関連企業の進出が著しく、市の産業構成も第三次産業の占める割合が急速に伸びています。
人口
66,412人
27,953世帯 (2024年4月1日現在)